映画 魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE 感想 D級映画でお勧めできず・・・(笑)
- 2015/05/18
- 17:55
■作品名
魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE
■ストーリー・あらすじ
主人公・神山高志は優等生ながらも、中学時代に助けてもらった親友と同じ高校に行くため
「引き算ができれば入学できる」というクロマティ高校を受験したのであったが、
なんとその親友は不合格となってしまったため、結局神山1人が入学してしまう。
それでも挫けず通っている内に、究極のバカ林田慎二郎や影の薄い前田彰、茶筒型のロボット番長メカ沢新一や、
高校生なのか日本語が通じるのかすらわからないフレディ、それどころか明らかに本物のゴリラであるゴリラ(豪ヒロミ)、
喧嘩は強いが乗り物に弱い竹之内豊、大財閥の息子・北斗武士と名前を名乗ろうにも必ず妨害が入るため名前を名乗れない子分など、
クセの強い友人や仲間が増えてゆき、
この異常な学校にも馴染んでいく。
そんな馬鹿なの連続のドタバタ学園ギャグ漫画です。
■良い所
・途中からスタートするオリジナルストリー以外は非常にストーリーに忠実で懐かしくさせてくれます。
・キャスティングが思ったよりも良く、特にフレディ役の渡辺裕之さんが最高でした。
・C級映画好きな人には非常にお勧めできます。
・プロレスラー 橋本真也選手の遺作となっております。
■悪い所
・正直オリジナルストーリーが非常に面白くなく、
後半になればなるほどパワーダウンしていきます・・・
・板尾創路さん好きなんですが、本作では相当すべっており、
制作にも関わっている為、全てすべった感じを出しています・・・
・最終的にはD級映画となってしまいました・・・
■個人的なレビュー
ネタバレはありません。
橋本選手の遺作であり、
元巨人のクロマティに名前を侵害されたと訴えられたりと
マイナーな映画なのに色々詰まっている作品です。
スタートは主人公神山を中心に漫画通りクロマティ高校入学までの
説明、入学後の日常を短いストリー形式で流していきます。
この辺は忠実で非常に楽しめました。
各キャラクターが意外にも無理がなく、
実写化としては成功だと思いました。
特に神山、林田、前田、北斗の兼ね合いは非常に良く
C級映画大好物な自分を満足させてくれました。
実写にしたらつまらないんだろうな・・・という期待を
良い意味で裏切ってくれたのでその部分は称賛に値すると思います。
しかし、後半になると山口監督特有のオリジナル展開に持っていき
今回は思いっきり裏目に出てひたすらすべり通す退屈な時間となってしまいました・・・
特に校庭での戦いはひどいの一言・・・
原作に忠実に作るだけではなく、
オリジナルで行くのはありだと思いますが、
今回は完全に失敗のパターンでした・・・
つまらない物見たさで見るには満足できる作品となっています。
前半が面白い分ストリーをきちんと作ればB級映画くらいには
なったと思うので非常に残念な映画でした。
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